都市伝説:世界で二番目に古い職業

 世界で二番目に古い職業が何であるかという事に関しては、諸説が存在します。
 というよりは、諸説しか存在しないのです。

 医師をはじめとして、傭兵、スパイ、占い師、踊り子、役者、盗賊から母親というものまで、様々な職業がその地位を主張しています。
 つまり、二番目に古い職業が何か、ということは全くわかっていない、というのが現状です。
(世界最古の職業でさえ、諸説あるのが現状です)

 つまり、「世界で二番目に云々」という言葉は、そう主張したもの勝ちであり、一番目ほど問題にならないうえに、漠然とした説得力を持っているため、諸説が流布しているのでしょう。

 逆に、そこでトンチの効いた答えを出せれば、次々に口伝えに伝わっていくともいえるでしょう。

 いってしまえば、ジョークのオチの一種である、といえるのかもしれません。