都市伝説:標識の真意
道路標識の「!」は「その他の危険」を意味します。
通常は「!」の標識の下部に、「路肩弱し」「見通し悪し」といったように補助の標識が併設されています。
しかし、中に、何の表示もないものも存在します。
このため、そういった標識のある場所は、原因不明の事故、幽霊の出現などによる事故が多い場所であるという噂がまことしやかに流れています。
もちろん、標識があるということは、何らかの危険性があり、かつて事故があったような、いわくのある場所なのでしょう。
しかし補助標識がつかないのは、大木がせり出していたり、死角があったり、その原因が明らかなものだけといわれています。
!のマークの下に何もない、そして周りも特に何もない、そんな標識に出会ったら……。
また他にも道路標識の噂として、有名な噂が存在しています。
ご存知の方も多いでしょう「歩行者専用標識」に関する噂です。
これは手を繋いだ親子の絵を標識化したものだが、実は一見、親子に見えるこのマークが、誘拐犯に手を引かれた子どもの絵であるというのです。
この標識を公募で決めるとき、送られてきた写真が、実は誘拐犯が子どもの手を引いていく現場をたまたま撮影したものであったといわれています。
実際は、この標識は、国際連合道路標識という、標識の国際規格によって定められたものなのです。
ですから、噂で言われたように、送られてきた写真によってデザインされたという事実は存在しません。